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△ [14a-B10-10] 陽極酸化アルミナ基板を用いたナノ多孔質構造バイオセンサー
キーワード:バイオセンサー、陽極酸化アルミナ、局在表面プラズモン共鳴
局在表面プラズモン共鳴(LSPR)現象は金属表面の屈折率変化に非常に敏感であることからバイオセンサーとしての応用が期待されている。我々は、アルミニウムを陽極酸化することで得られる陽極酸化アルミナ(AAO)の自己組織的に形成された周期的ナノ細孔構造に着目した。本報告ではこのAAOナノ構造を利用して局在表面プラズモン共鳴現象(LSPR)を励起する簡易、低コスト、かつ高感度なバイオセンサーを提案する。