[14a-B12-1~11] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[14a-B12-4] ナノ構造を制御したInSbの作製及び熱電気的特性評価

〇中島 良¹、田口 雄一郎¹、岸本 堅剛²、赤井 光治²、浅田 裕法²、小柳 剛² (1.山口大院理工、2.山口大院創成科学)

キーワード：熱電材料、ナノ構造

近年,熱電材料のナノ構造制御という手法が大きな成果を収めている.本研究では,移動度の大きいInSbのナノ構造を制御することで，格子熱伝導率の低減を試み，性能向上を目指す.本講演では，母体試料であるInSbにコヒーレント析出物となるナノスケールのInPを析出させるため,電気炉溶融およびSPS法焼結を行った試料の作製を試み，コヒーレント析出物の状態と物性値の影響について報告する．