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[14a-B3-6] 反転多積層水晶によるQPM波長変換
キーワード:波長変換、擬似位相整合、水晶
水晶は広い透過域と高い耐久性を持つ光学材料であり、また非線形光学材料でもあるが、複屈折性が小さいことから波長変換用途にはほとんど利用されてこなかった。しかし非線形光学定数を周期的に反転させる擬似位相整合(QPM)構造が実現できれば、その高耐久特性を活かした高強度波長変換応用が期待できる。本報告では、薄板水晶の反転多積層(PLS)構造によるQPMの実現と、積層数増加による変換効率向上について検討したので報告する。