[14a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

[14a-B8-6] 密度汎関数法によるMIPゲル内構造の理論的解析

〇前川 侑毅¹、西谷 象一¹、加治佐 平²、坂田 利弥¹ (1.東大院工、2.(株)PROVIGATE)

キーワード：密度汎関数法、MIPゲル、FETバイオセンサ

特定の分子が選択的に侵入することのできるMolecular Imprinted Polymer (MIP) ゲルをゲート部上に固定し、分子の選択的計測を可能にした電界効果トランジスタ (FET) 型バイオセンサが開発され成功を収めている。MIPゲルの性能改善には分子レベルでのミクロな情報が不可欠であるが実験的に解明することは難しい。本研究では密度汎関数法を利用して、MIPゲル内の構成官能基およびターゲット分子の複合体および会合体の安定構造を求めた。