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[14a-B9-13] 強度干渉を利用した位相差増幅とその解釈
キーワード:強度相関、干渉計測、量子イメージング
1950年代に星の直径を測定するために考案された強度干渉法は,ハンブリー・ブラウン-トゥイス効果として知られる光の強度ゆらぎの相関と関連して,現代量子光学の発展に貢献した.本研究では,古典的強度干渉法の全く新しい機能として,これを利用して干渉縞に記録される位相差を2倍に増幅できることを理論と実験により明らかにする.このような位相差増幅は,干渉計測における感度と精度を向上させるために重要な役割を果たす.