2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[14a-D63-1~10] 1.3 新技術・複合新領域

2016年9月14日(水) 09:15 〜 12:00 D63 (万代島ビル6階D3)

松谷 晃宏(東工大)

11:45 〜 12:00

[14a-D63-10] スンプ法により形成したセルロイド製単一細胞分離用プレートによる酵母細胞の分離

松谷 晃宏1、髙田 綾子2 (1.東工大マイクロプロセス、2.東工大バイオ)

キーワード:単一細胞、バイオチップ

我々はこれまでにマイクロピラーアレイ構造のマイクロ囲いを開発し,大腸菌や酵母の単一細胞分離やサイズ分離に成功した。このマイクロピラー構造は半導体やその関連材料で構成され,半導体光デバイスや電子デバイスなどとの融合性に優れるものの,単一細胞分析に主眼をおいた生物学的な応用には安価な材料で量産する方法の開発が課題であった。今回は,物体表面の微細構造を検査するために工夫された顕微鏡用標本の製作法であるスンプ法を用いて形成したセルロイド製マイクロ囲い構造により酵母細胞を単一分離したので報告する。