2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[14a-P5-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2016年9月14日(水) 09:30 〜 11:30 P5 (展示ホール)

09:30 〜 11:30

[14a-P5-15] カーボンナノチューブ/有機強誘電体界面での自発的なダイポール配列によるn型ドーピングの可能性

〇(DC)堀家 匠平1、小柴 康子1、森本 勝大1、斎藤 毅2、石田 謙司1 (1.神戸大院工、2.産総研)

キーワード:熱電変換、ゼーベック効果、界面

地球温暖化やエネルギー問題が深刻化する中、クリーンな発電技術として熱電変換が注目されている。熱電デバイスでは発電量を高めるため、本質的にp型とn型の素材を組み合わせた「π型モジュール」とする必要がある。今回、有機強誘電体P(VDF/TrFE)を、通常p型を示すカーボンナノチューブ薄膜に”積層するだけ”でn型化することを新たに発見したのでそのメカニズムとともに報告する。