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[14p-A23-7] 静電加速器の RBS/ERDA による DLC の水素定量
キーワード:水素定量、ダイヤモンドライクカーボン、ラザフォード後方散乱分光法/弾性反跳散乱分光法
DLCは水素含有量によって種々の特性が大きく変化するため、その測定は重要な評価項目の1つである。DLC薄膜の水素含有量は、1〜50at%程度と広範囲であることから、この範囲内を精度良く測定する手法として、静電加速器を使ったRBS(ラザフォード後方散乱分光法)とERDA(弾性反跳散乱分光法)が非常に有効である。本発表ではこれまでのRBS/ERDAによるDLC水素定量の測定手法について紹介する。