[14p-A25-1~21] 15.1 バルク結晶成長

[14p-A25-17] 超音波結晶化法におけるアセトアミノフェンΙΙ形結晶の経時安定性向上

〇(M2)藤原 慎¹、森 陽一朗¹、高橋 義典^1,2、丸山 美帆子¹、吉川 洋史^1,3、岡田 詩乃²、安達 宏昭^1,2、杉山 成⁴、高野 和文^2,5、村上 聡^2,6、松村 浩由^2,7、井上 豪^1,2、吉村 政志¹、森 勇介^1,2 (1.阪大院工、2.創晶、3.埼玉大院理工、4.阪大院理、5.京府大院生命環境、6.東工大院生命理工、7.立命館大生命理工)

キーワード：超音波、安定性、結晶

これまでに、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン準安定形（ΙΙ形）を超音波印加により晶出制御できることを報告してきた。しかしながら、得られたΙΙ形を粉末状にして加速試験を行うと、数日以内に最安定形のΙ形に転移するという課題が存在していた。本研究では超純水溶媒よりも約10倍以上溶解度の大きいメタノール溶媒を用いることで超音波印加による低過飽和溶液中でのΙΙ形晶出に取り組んだ。