[14p-A26-1~16] 6.2 カーボン系薄膜

[14p-A26-16] グラフェン／ダイヤモンド接合における光・熱誘起伝導度変化

〇植田 研二¹、浅野 秀文¹ (1.名大院工)

キーワード：ダイヤモンド、グラフェン、光伝導

ダイヤモンドとグラフェンはその優れた物理特性から従来の半導体材料を凌駕する高性能デバイスの作製が可能な材料として盛んに研究が行われている。更に近年、グラフェンとダイヤモンドを組合せた炭素sp²/sp³ 界面において高効率光変換や表面磁性等の多様な物理現象が現れる事が理論予測されており、炭素sp²/sp³界面に大きな注目が集まりつつある。この様な背景の元に我々は、グラフェン／ダイヤモンド半導体ヘテロ接合を作製しその電気特性について詳細に調査した所、温度や光照射により接合の電気伝導度が大きく変化する現象を初めて観測したので報告を行う。