2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[14p-A32-1~16] 6.6 プローブ顕微鏡

2016年9月14日(水) 13:15 〜 17:30 A32 (302B)

笹原 亮(神戸大)、黒川 修(京大)

15:45 〜 16:00

[14p-A32-10] マイクロ片持ち梁熱振動の2モード同時制振

鐘ヶ江 力1、辻家 祐介1、今井 秀和2、河村 良行1,2 (1.福岡工大院工、2.福岡工大工)

キーワード:マイクロ片持ち梁、フィードバック冷却、熱振動

微小機械振動子は,熱により常に振動しておりこの熱雑音が,計測限界の一つの限界となりうる.本研究では,マイケルソン干渉計で,マイクロ片持ち梁の熱振動の一次振動モードと二次振動モードを同時に計測し,それらの信号の位相を微分器を用いて90°遅らせて梁にフィードバックすることで,熱振動の2モード同時制御を行った.また,一つの振動モードを抽出し減衰を行っても,他の振動モードには影響を及ぼさないことが分かった.