[14p-A37-1~17] 6.4 薄膜新材料

△ [14p-A37-17] イオン液体-リチウム塩混合ナノ薄膜のその場イオン伝導度測定

〇(M1)高澤 亮二¹、鳥屋部 果穂¹、丸山 伸伍¹、松本 祐司¹ (1.東北大院工)

キーワード：イオン液体、薄膜、伝導度

イオン液体は融点が100℃以下の溶融塩で、蒸気圧が低く高い伝導性をもつため、バッテリー電解質等への応用が期待されている。当研究室では、真空蒸着による酸化物基板上へのイオン液体薄膜の作製やその伝導度について報告してきた。実際にLiイオン電池等へ応用するには、Li塩を添加した際の伝導挙動の知見が重要である。そこで今回、in situで酸化物基板上にイオン液体と[Li][TFSA]の混合膜を作製し、その場伝導度測定を行ったので報告する。