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△ [14p-B10-2] フラグメント分子軌道計算に基づく粗視化シミュレーションの有効パラメータ算定の展開
キーワード:χパラメータ、フラグメント分子軌道法、脂質膜
高分子材料のメソ領域の挙動を予測する際、散逸粒子動力学(DPD)といった粗視化粒子を用いたシミュレーションが用いられるが、成分間の相互作用を示すパラメータ(χ)の精確な算定が大きな課題となっている。2016年春の口頭発表において、フラグメント分子軌道法を用いた非経験的なパラメータ算定について発表した。今回は、より汎用性を持った算定法の確立に向けて、パラメータの問題が顕著な脂質膜などの系への展開を報告する。