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△ [14p-B3-3] ダブルサーミスタ温度制御によるKTN光偏向器の環境温度依存性改善
キーワード:KTN、光偏向器、電気光学効果
電気光学結晶KTN(KTa1-xNbxO3)光偏向器の偏向角は温度依存性を持ち、温度制御が必要となる。従来は光偏向器の上下電極のうちサーミスタを下部電極のみに配置していたが、環境温度によって偏向ビーム位置が変化する課題があった。このため、サーミスタを上下電極に配置し温度制御するダブルサーミスタ構造を考案した。本構造で異なる環境温度にてKTN光偏向器の偏向ビーム位置を測定した結果偏向ビーム位置ずれの環境温度依存性が改善した。