[14p-B9-1~7] 放射線医療現場における受動型検出器による計測手法の最近の進展

[14p-B9-4] TLDによる線量分布測定の高精度化 ～放射線治療の線量検証システムを目指して～

〇眞正 浄光¹、栁澤 伸¹、古場 裕介²、齋藤 雄介¹、角田 瑞季¹、松本 和樹³、牛場 洋明³、安藤 隆之⁴ (1.首都大院、2.量研機構放医研、3.千代田テクノル、4.千葉セラミック工業)

キーワード：熱蛍光

一般的には水等価性の高い材料を用いて水吸収線量の測定が行われるが、我々は水等価性の低いAl₂O₃セラミック板のTL特性を利用して、2次元の水吸収線量測定を試みた。現在利用されている放射線治療装置の照射位置精度管理デバイスや治療計画の線量分布検証デバイスとしての有用性について評価したので報告する。