2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[14p-C32-1~14] 3.6 超高速・高強度レーザー

2016年9月14日(水) 13:45 〜 17:30 C32 (日航3階孔雀CD)

芦原 聡(東大)、武田 淳(横国大)

14:00 〜 14:15

[14p-C32-2] 100 eV帯域幅を持つ単一アト秒パルス発生

増子 拓紀1、小栗 克弥1、後藤 秀樹1 (1.NTT物性基礎研)

キーワード:アト秒科学、高強度物理、超高速物理

単一アト秒(10-18 秒:as)パルス光源は、高い時間コヒーレンス(時間分解能)を持つため、原子や固体物質中で生じる高速な電子運動の観測に適している[1, 2]。現在の最短パルス幅は67 asであり、スペクトル帯域幅は70 eV (半値全幅:40 eV)程度である[3]。本研究では、サブ2サイクルの電場周期を持つ基本波パルスにDouble Optical Gating (DOG)法[4]を組み合わせることで、100 eV帯域幅を持つ単一アト秒パルス発生を行い、その時間応答特性を評価した。