2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14p-C41-1~21] 10.4 半導体・有機・光・量子スピントロニクス

2016年9月14日(水) 13:15 〜 19:00 C41 (日航4階朱雀A)

大矢 忍(東大)、清水 大雅(農工大)

14:30 〜 14:45

[14p-C41-6] InAlGaAs量子井戸面発光レーザにおける発振円偏光度の複屈折依存性

横田 信英1、竹内 隆太郎1、八坂 洋1、池田 和浩2 (1.東北大通研、2.産総研)

キーワード:InAlGaAs量子井戸、複屈折、スピン偏極

スピン制御面発光レーザはわずかな電子スピン偏極を高い円偏光度をもつコヒーレント光に変換するスピン-光インターフェースとして有望であるが、レーザ共振器のメサ構造における複屈折により、直線偏光と円偏光の各発振モード間で競合することが考えられる。本研究では、光通信波長帯で動作するInAlGaAs量子井戸面発光レーザにスピン偏極電子を光励起し、共振器の構造複屈折が発振円偏光度に与える影響について実験的に検討した。