2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14p-D61-1~20] 11.4 アナログ応用および関連技術

2016年9月14日(水) 13:15 〜 19:00 D61 (万代島ビル6階D1)

紀和 利彦(岡山大)、三木 茂人(情通機構)、田井野 徹(埼玉大)

16:00 〜 16:15

[14p-D61-10] 超伝導ナノワイヤ単一光子検出器を用いた衛星光通信の実証実験

山下 太郎1、國森 裕生1、三木 茂人1、藪野 正裕1、遠藤 寛之1,2、藤原 幹生1、佐々木 雅英1、青木 隆朗2、寺井 弘高1 (1.情通機構、2.早稲田大)

キーワード:超伝導、光子検出器、光通信

近年、衛星通信ネットワークの大容量化に伴い、衛星-地上間における大容量データ伝送技術の重要性が高まっているが、深宇宙-地上間などの超長距離間通信においては、従来の電波・光を用いた技術では伝送レートが劇的に減少してしまう。この問題を解決するために、パルス位置変調符号化方式が提案されており、超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)が有望な光子検出器として期待されている。本研究では、高検出効率と高速応答の両立が可能なSSPDアレイを作製し、小型衛星との光通信実証を行ったので報告する。