[14p-D61-1~20] 11.4 アナログ応用および関連技術

[14p-D61-2] 単独駆動が可能なMgO基板を用いた高温超伝導rf-SQUID

〇宮戸 祐治¹、齋藤 恵美¹、糸崎 秀夫¹ (1.阪大基礎工)

キーワード：超伝導量子干渉素子、高周波

rf-SQUIDの共振周波数は使用する基板の誘電率にも依存するが、高周波超伝導デバイスで一般的な基板のMgO基板を用いると、従来まで基板に用いてきたSTOの場合よりも共振周波数が大幅に高くなる。そこで、スリット長を従来の約20倍に伸ばした新デザインを考案し、そのデザインでMgO基板を用いて実際に作製した。その結果、従来のものと同程度まで共振周波数が下がることを確認し、単独で駆動することに成功した。