2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

[14p-D63-1~10] 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

2016年9月14日(水) 13:15 〜 16:00 D63 (万代島ビル6階D3)

尾崎 壽紀(関西学院大)、一野 祐亮(名大)

14:15 〜 14:30

[14p-D63-5] KOHフラックス法を用いた酸化物中間層上へのGd124膜の作製と評価

添田 圭佑1、児島 康大1、宮地 優悟1、舩木 修平1、山田 容士1 (1.島根大 総理工)

キーワード:高温超伝導体、REBCO、KOHフラックス法

本研究では、KOHフラックス法を用いたREBCO線材作製に適する中間層を調査した。KOHは高い腐食性を有しているため、中間層の候補として耐腐食性が求められる。そこで様々な酸化物を基材として用い、REBCOの成膜を試みた。その結果、La-Ga-Oから成るペロブスカイト型酸化物を中間層として用いると、高品質なREBCO膜が作製でき、KOHフラックス法に適した中間層であることが確認された。