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[14p-P18-4] 原子間力顕微鏡による1細胞力学診断:細胞レオロジー特性のばらつきの定量評価
キーワード:原子間力顕微鏡、一細胞計測
細胞の力学特性は、正常細胞と疾患細胞の細胞診断の重要な指標の1つになると期待されている。正常細胞と疾患細胞を1細胞レベルで力学的に識別するためには、同種の細胞間の力学量のばらつきが、正常細胞と疾患細胞の力学量の差よりも小さくなるような計測条件の探索が課題となる。本研究では、原子間力顕微鏡法を用いて細胞レオロジーの空間依存性を明らかにし、上記の計測条件を満足できる測定位置の探索を行った。