2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[14p-P18-1~19] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2016年9月14日(水) 16:00 〜 18:00 P18 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[14p-P18-6] 液中分子分解能AFMによるPillar[n]areneの自己集積構造計測

稲田 なつみ1、高島 柊1、生越 友樹1,2、福間 剛士1、澤田 悠太1、太田 明雄1、淺川 毅1、淺川 雅1,2 (1.金大理工、2.JSTさきがけ)

キーワード:原子間力顕微鏡、ホスト-ゲスト、自己組織化

Pillar[n]arene(P[n]A)はフェノール骨格からなる環状分子でホスト構造として利用できることが報告されている。カチオン官能基を導入したP[n]A+はアニオン性基板に吸着し、基板上においてもゲスト分子との複合体を形成することが分かっているが、分子スケールの吸着構造は明らかになっていない。そこで、本研究ではベンゼン環が5個と6個からなるP[5]A+とP[6]A+ をマイカ基板に吸着させ、分子スケールの集積構造について液中原子分解能FM-AFMを用いて調べた。