2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.10 化合物太陽電池

[14p-P21-1~27] 13.10 化合物太陽電池

2016年9月14日(水) 16:00 〜 18:00 P21 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[14p-P21-7] 硫化法によるAg2SnS3薄膜の作製

南 愛海1、笹川 祥平1、江部 日南子1、家後 和美1、赤木 洋二2、山口 利幸3、中村 重之4、瀬戸 悟5、片桐 裕則1、荒木 秀明1 (1.長岡高専、2.都城高専、3.和歌山高専、4.津山高専、5.石川高専)

キーワード:Ag2SnS3、薄膜、硫化

近年,無毒で安価な三元化合物半導体としてCu2SnS3(CTS)薄膜太陽電池が注目されている.CTSのCuを同族元素のAgに置換したAg2SnS3(ATS)のバンドギャップは1.26 eV であると報告されており,単接合太陽電池の最適値に近いため,新規な光吸収層として期待できる.本研究では,CTS薄膜太陽電池の作製技術を応用し,SLG基板上にAg – Sn合金前駆体を成膜し,450 – 570℃の範囲にて硫化を行い,硫化温度依存性について検討した.