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[14p-P21-7] 硫化法によるAg2SnS3薄膜の作製
キーワード:Ag2SnS3、薄膜、硫化
近年,無毒で安価な三元化合物半導体としてCu2SnS3(CTS)薄膜太陽電池が注目されている.CTSのCuを同族元素のAgに置換したAg2SnS3(ATS)のバンドギャップは1.26 eV であると報告されており,単接合太陽電池の最適値に近いため,新規な光吸収層として期待できる.本研究では,CTS薄膜太陽電池の作製技術を応用し,SLG基板上にAg – Sn合金前駆体を成膜し,450 – 570℃の範囲にて硫化を行い,硫化温度依存性について検討した.