[15a-A41-1~12] 12.5 有機太陽電池

[15a-A41-7] 1 μm膜厚基板上の逆型構造ポリマー太陽電池

〇福田 憲二郎^1,2、甚野 裕明¹、鈴木 康仁¹、尾坂 格¹、瀧宮 和男¹、染谷 隆夫^1,3 (1.理研、2.JSTさきがけ、3.東大工)

キーワード：ポリマー太陽電池、超薄型フィルム、フレキシブルエレクトロニクス

軽量かつ大面積の太陽電池は、超軽量飛行機駆動用の電力源など、エレクトロニクスの新しい応用を実現するための重要なツールとして注目を集めている。超薄型基板上の太陽電池において高効率と高安定性を両立させることは重要な課題である。近年、PNTz4T/ PC₆₀BMブレンド膜を活性層に用いた逆型構造の太陽電池において、ガラス基板上で9.8%の高い効率を実現している。本研究では、この材料を用いた高安定・かつ高効率なウルトラフレキシブル太陽電池を実現したので報告する。