2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[15a-B11-1~9] 12.4 有機EL・トランジスタ

2016年9月15日(木) 09:30 〜 12:00 B11 (展示ホール内)

堤 潤也(産総研)

11:15 〜 11:30

[15a-B11-7] 長鎖アルキル基を有するペリレンジイミド誘導体転写膜のトランジスタ特性

〇(M2)大山 惇郎1、小熊 尚実2、市川 結1 (1.信大繊、2.大日精化)

キーワード:有機半導体、n型、液晶

ペリレンジイミド誘導体(PTCDI-Cn)は高い移動度を示すため注目されている。しかしPTCDI-Cnは長鎖アルキルを有するにも関わらず不溶性であるものが多く、従来の塗布プロセスでの利用は困難である。故に有機溶媒に難溶な有機半導体へも適用可能な塗布プロセスが求められる。本研究では、有機溶媒に難溶であるPTCDI-Cnを液晶転移温度を利用した転写技術で成膜することで、有機薄膜トランジスタを作製した。