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△ [15a-B12-4] 分子動力学法および分子軌道法を用いたGeSn混晶内のフォノン再現に関する考察
キーワード:半導体、IV-IV族混晶、分子動力学法
本研究ではラマン分光法によるIV-IV族混晶評価の確立を目的として、分子動力学(MD)法と分子軌道法によるGeSn混晶のポテンシャル検討とフォノン物性予測を行った。Pure-Snのフォノン分散は過去の実験値をおおむね再現した。また、GeSnのフォノン周波数に対するSn濃度依存性も予測ができた。3体ポテンシャルを用いたMD計算によってGeSnのフォノン物性予測がある程度立てられる事を示せたと考える。