2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[15a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月15日(木) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

柳瀬 雄輝(広島大)、宮本 浩一郎(東北大)

11:45 〜 12:00

[15a-B8-11] BEAMingへの適用を目指した連続流PCRの特異性向上

山脇 幸也1、中西 克実1、蔡 坤鵬1、川本 泰子1、中野 毅1、田川 礼人1 (1.シスメックス中研)

キーワード:連続流PCR、BEAMing、デジタルPCR

近年、血中の微量な循環腫瘍DNAの検出方法として、高感度遺伝子変異検出技術であるBEAMin法が注目されている。本技術は各工程を用手法で順次実施するため、操作が非常に煩雑であり、多くの時間を要する。そこで我々は、本技術の自動化、迅速化を目的とした反応工程のμ流路化を検討している。本研究ではPre-amplification工程に、連続流PCRを使用し、本行程に求められる特異性、均一性の評価を実施し、BEAMingへの適用可能性を検証した結果について報告する。