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[15a-B8-3] 炭素鎖長の短い疎水基のリン脂質リポソームを用いたカンチレバーバイオセンサのAβタンパク質の検出感度向上の検討
キーワード:カンチレバーバイオセンサ、リポソーム、アミロイドβ
アルツハイマー病(AD)の発症原因としてAβタンパク質が脳神経細胞膜に蓄積することで発症するという説が現在も有力である。我々はAβを検出するセンサとして、SAMで修飾したカンチレバー表面にリポソームをバイオセンシング分子として固定化したAβ検出用カンチレバーバイオセンサを開発している。今回我々は同センサの検出感度を高めるため、疎水基の炭素鎖長の異なるリン脂質を使用することで検出感度の向上を検討した。