2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月15日(木) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

柳瀬 雄輝(広島大)、宮本 浩一郎(東北大)

10:00 〜 10:15

[15a-B8-5] 低濃度Aβタンパク質検出用NiCr歪みゲージカンチレバーセンサの温度補償特性向上

谷口 智哉1、寒川 雅之2、村上 祐樹1、張 子洋1、山下 馨1、野田 実1 (1.京工繊大、2.新潟大)

キーワード:カンチレバーセンサ、リポソーム、アミロイドベータ

我々は人工細胞膜リポソームをNiCr歪みゲージカンチレバー上に固定化したカンチレバー型センサを用いてAβタンパク質の検出を行ってきた。しかし、本デバイス実用化のためには低濃度のAβ検出が必要不可欠である。その場合NiCr歪み抵抗の温度による抵抗の変動が無視できなくなる。そこで参照抵抗を用いた分圧回路とデジタルフィルタ処理を行うことでどの程度温度変化による歪み抵抗の変動を低減できるかを検討した。