2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[15a-D62-1~8] 9.1 誘電材料・誘電体

2016年9月15日(木) 09:30 〜 11:45 D62 (万代島ビル6階D2)

永田 肇(東理大)、和田 智志(山梨大)

11:00 〜 11:15

[15a-D62-6] 放電プラズマ焼結による(K, Na)NbO3-(Bi Na)TiO3系強誘電体の強誘電特性、結晶構造の組成依存

〇(M1)椎熊 寛生1、井手本 康1、石田 直哉1、北村 尚斗1 (1.東理大理工)

キーワード:強誘電体

放電プラズマ焼結(SPS)を用い、KNNリッチの組成である(1-x)(K0.45Na0.55)NbO3-x(Bi0.5Na0.5)TiO3
(x=0.01~0.07)を作製し、アルカリ元素の揮発抑制、焼結性の改善を図った。粉末X線回折、ICP発光分析、SEM、アルキメデス法により物性評価を行った。また、P-Eヒステリシスループ及び残留分極と抗電界、比誘電率と誘電損失の温度依存性、キュリー温度より電気特性の評価を行った。その結果BNTを置換することでリーク電流が大幅に抑えられ、抗電界の減少が見られた。また残留分極はx=0.05で最大となった。このような特性の変化を、Rietveld法による平均結晶構造解析を行った。