2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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[15p-A25-1~17] 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

2016年9月15日(木) 13:15 〜 17:45 A25 (202)

小林 慶裕(阪大)、有江 隆之(大阪府立大)

14:45 〜 15:00

[15p-A25-7] 単層カーボンナノチューブに内包された
アルカリハライドの電子状態および固体NMRパラメーターの第一原理計算

横倉 瑛太1、片岡 洋右1、緒方 啓典1,2 (1.法政大学大学院 理工学研究科、2.法政大学マイクロ・ナノテクノロジー研究センター)

キーワード:カーボンナノチューブ

単層カーボンナノチューブ (SWNTs)は直径数ナノメートル程度の中空空間に様々な分子を内包することが可能であり、内包により多様な機能の発現が期待されている。これまでにアルカリハライドを内包したSWNTについての報告がなされている。しかしながら、内包されたイオンの詳細な局所構造解析、諸物性の報告はされていない。本研究では、アルカリハライド内包SWNT において、チューブ直径およびカイラリティと内包アルカリハライドの局所構造および諸物性の関係を系統的に調べることを目的の一手法として、固体NMR分光法に着目し、第一原理DFT計算によるNMRパラメーターを計算した。