2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 ナノ構造・量子現象

[15p-A26-1~8] 13.7 ナノ構造・量子現象

2016年9月15日(木) 15:45 〜 17:45 A26 (203-204)

宮澤 俊之(東大)

16:45 〜 17:00

[15p-A26-5] SiドープによるInAs量子ドットの仕事関数変化

〇(M2)小林 知弘1、高林 紘1、下村 憲一1、Zhang Yuwei1、山田 郁彦1、神谷 格1 (1.豊田工大)

キーワード:量子ドット、仕事関数、歪

InAs量子ドット(QD)はサイズを大きくすると導電性が生じることが見出され、ナノ電極に応用する研究が行われている。この変化の一つの可能性として、表面InAs QDの仕事関数測定から観測される仕事関数凹部(dip)が挙げられる。既に我々はdip形成や仕事関数の局所的な変化がInAs QD内の歪に関連した分極に依存する可能性を報告しており、今回は分極による仕事関数変化の妥当性を検証するために、SiをドープしたInAs QDの局所的な仕事関数測定を行った。