[15p-A34-1~19] 13.10 化合物太陽電池

[15p-A34-8] 多重量子井戸太陽電池における実効移動度近似の妥当性検証

〇(D)トープラサートポン カシディット¹、井上 智之¹、渡辺 健太郎¹、喜多 隆²、杉山 正和¹、中野 義昭¹ (1.東大工、2.神戸大)

キーワード：量子井戸太陽電池、キャリア輸送過程、移動度

多重量子井戸（MQW）は多接合太陽電池をより高効率化できる有力な材料として期待されている．しかし，光キャリアを閉じ込める性質があるため，キャリアを取り出しやすいMQWの設計が必要である．そこで，複雑なキャリアダイナミックスを「実効移動度」として近似的に表すことでMQW共通の評価指標が成り立ち，さらにMQW太陽電池の特性予測・設計が可能になる．本研究はこの実効移動度近似の妥当性を理論的でかつ実験的に検証する．