2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[15p-B4-9~20] 3.11 フォトニック構造・現象

2016年9月15日(木) 15:45 〜 19:00 B4 (展示ホール内)

岩本 敏(東大)

18:00 〜 18:15

[15p-B4-17] 半導体-空気周期ブラッグ反射膜を有するナノワイヤ共振器構造の検討

館林 潤1、岩本 敏1,2、荒川 泰彦1,2 (1.東大ナノ量子機構、2.東大生研)

キーワード:ナノワイヤ、量子ドット、DBRレーザー

高性能ナノレーザ光源としてナノワイヤレーザが近年注目を集めている。我々は既にInGaAs/GaAsナノワイヤ量子ドットレーザの光励起による室温発振を実現しているが、基底準位での発振等高性能化を目指すにはナノワイヤ端面の反射率を上げミラー損を下げる必要がある。今回、高屈折率差により少ない周期数で高反射率化が可能な半導体-空気分布DBRを施したナノワイヤ共振器構造を提案し、数値解析によりナノワイヤ―DBR間の反射率を検討した。