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[15p-B4-20] フォトニック結晶レーザの面内回折効果と閾値利得差についての考察
キーワード:フォトニック結晶、面発光レーザ、結合波理論
我々はこれまでに、フォトニック結晶レーザ(PCSEL)において、CW駆動で光出力1 W超を達成している。さらなる高出力化を実現するためには、安定な発振を維持しつつ、発光領域を拡大することが有効であり、これまでに二等辺三角形ダブルホール格子点、および高さの異なる真円円柱構造ダブルホール格子点を用い、90度方向への回折の強さを維持しつつ、180度方向への回折を適切に弱めることが有効であることを示してきた。今回、結合波方程式から、大面積発振のための条件を検討したので報告する。