[15p-B4-1~8] CS.5 3.11フォトニック構造・現象，13.7ナノ構造・量⼦現象のコードシェアセッション

[15p-B4-7] 量子ドット-結合共振器系におけるもつれ二光子N00N状態生成の理論

〇上出 健仁¹、太田 泰友¹、岩本 敏^1,2、荒川 泰彦^1,2 (1.東大ナノ量子機構、2.東大生研)

キーワード：量子ドット、結合ナノ共振器、N00N状態

量子ドットとフォトニック結晶ナノ共振器の強結合系は、量子情報技術の基盤技術として高効率な量子光源への応用が期待されている。我々は光・物質相互作用の新たな研究対象として複数のナノ共振器からなる多重結合共振器QED系に注目しており複合系特有の物理現象を探索している。今回、量子ドット励起子分子と二光子共鳴する結合共振器系において二光子N00N状態を高効率に生成できることが分かったのでこの原理について報告する。