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[15p-C32-15] 2台のモードロックレーザの簡便な方法による繰返し周波数の同期
キーワード:超短パルスレーザ、時間分解分光
超高速時間分解分光を行う目的で、相対的な外乱を極力抑えるために単一のブレッドボード上で共通の励起レーザを用いた2台の共振器長可変のモードロックレーザ発振器を構築した。繰返し周波数の高調波を共通のマイクロ波発振器を用いてヘテロダイン周波数変換し制限増幅器列で波形整形した後に位相を検出し同期した。同期状態で光強度相関計を用いて測定した結果、自己相関幅~70 fsに対して同程度の相互相関幅を長時間安定に得ることができた。この装置を用いた複雑で高度に集積された分子系の時間分解分光への適用を行っている。