[15p-D61-1~14] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

△ [15p-D61-7] 磁束量子パラメトロン回路で構成されたランダムアクセスメモリセルの設計と測定結果

〇高山 広¹、辻 直樹¹、竹内 尚輝^2,3、山梨 裕希^1,2、吉川 信行^1,2 (1.横国大院工、2.横国大IAS、3.JST さきがけ)

キーワード：超伝導、磁束量子パラメトロン、メモリ

半導体集積回路に代わる次世代回路として、超伝導集積回路が注目されている。我々は、超伝導回路の超低消費電力な断熱型磁束量子パラメトロン(Adiabatic Quantum Flux Parametron; AQFP)回路の研究を行っている。本研究では、AQFP回路と互換性のあるメモリシステムの実現に向け、QFP回路で構成されたランダムアクセスメモリセルを提案し、設計および測定を行った。測定では、メモリセルとしての正常動作と、低電流で読み書き可能であることを確認できた。