2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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[15p-P1-1~9] 1.5 計測技術・計測標準

2016年9月15日(木) 13:30 〜 15:30 P1 (展示ホール)

13:30 〜 15:30

[15p-P1-9] 接着内部応力の直接・間接可視化相関

寺崎 正1、藤尾 侑輝1、坂田 義太郎1 (1.産総研)

キーワード:応力発光、接着、可視化

自動車・航空機産業を中心に、材料の適材適所、複合使用(マルチマテリアル)構想による次世代輸送車両開発が加速している。素材に競争力をもつ日本が世界をリードするためにも、素材から加工、製造(機器)等へのバリューチェーンを、独自検査技術で拓くとの観点から、機械的な状態(応力・ひずみ分布)を可視化できる技術応力発光(図1)を用いたマルチマテリアルの破壊予知、破壊プロセスの可視化を行っている1。特に、従来の鉄鋼と異なり、溶接による接合が使用できない炭素強化プラスチック(CFRP)に関しては、接着が重要な役割を果たすため、改めて大変な注目を集めている。2本公演では、力学状態を可視化できる応力発光センサを用いて、接着層の応力分布の直接的・間接的可視化、更にはその相関を検討すると共に、CFRPの接着力分布について検討したので報告する。