2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15p-P10-1~21] 13.9 光物性・発光デバイス

2016年9月15日(木) 13:30 〜 15:30 P10 (展示ホール)

13:30 〜 15:30

[15p-P10-3] 水熱合成による波長変換ナノ粒子ZnSe:Mn/ZnSの作製

高木 知己1、谷口 太一2、祖父江 進1、川井 正一1、長谷川 順1、金 大貴2 (1.株式会社デンソー、2.大阪市立大学 大学院 工学研究科 応用物理)

キーワード:ナノ粒子、半導体、量子

我々は半導体ナノ粒子ZnSe:Mn/ZnSを開発してきた。これらのナノ粒子の特徴はMnをドーピングしており、コア/シェル構造を有している事である。これらの特徴を合成するために我々は水熱合成法を用いた。その結果、Mn2+内のd-d遷移に起因したMn発光が600nm付近に主発光バンドとして観測された。これはMn2+がZnSeナノ粒子にドープされたことを示す。更にコア/シェル構造は量子効率を倍増させた。ZnSe:Mn/ZnSの量子効率は31%であった。