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[15p-P10-3] 水熱合成による波長変換ナノ粒子ZnSe:Mn/ZnSの作製
キーワード:ナノ粒子、半導体、量子
我々は半導体ナノ粒子ZnSe:Mn/ZnSを開発してきた。これらのナノ粒子の特徴はMnをドーピングしており、コア/シェル構造を有している事である。これらの特徴を合成するために我々は水熱合成法を用いた。その結果、Mn2+内のd-d遷移に起因したMn発光が600nm付近に主発光バンドとして観測された。これはMn2+がZnSeナノ粒子にドープされたことを示す。更にコア/シェル構造は量子効率を倍増させた。ZnSe:Mn/ZnSの量子効率は31%であった。