2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[15p-P14-1~71] 2 放射線(ポスター)

2016年9月15日(木) 16:00 〜 18:00 P14 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[15p-P14-34] Ag添加NaPO3-RPO3(R=Li, K, Rb, Cs)混合ガラスのラジオフォトルミネッセンス特性

〇(M2)田中 宏典1、藤本 裕1、越水 正典1、柳田 健之2、佐伯 啓一郎1、矢幅 拓真1、浅井 圭介1 (1.東北大工、2.奈良先端大)

キーワード:ラジオフォトルミネッセンス、線量計

放射線の線量を積算して記録する個人被曝線量計には,ラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象を示すガラスが利用されている.しかしながら,ガラス線量計は,寿命を異にする複数の蛍光成分の存在や,形成された蛍光中心の安定化のためのプレヒートプロセスの必要性など,多くの未解明事象を有している.
これまでの我々の研究では,母ガラス組成にアルカリ金属を含んだリン酸塩ガラスでのみRPLの発現が確認されている.そこで,ホストを構成するアルカリ金属元素が複数である場合に,各アルカリ金属がRPL現象にもたらす影響を検証した.