16:00 〜 18:00
[15p-P16-1] 酸素燃焼炎気中溶解(酸素炎高温ガスバーナー)法で1秒以内作成ガラス
の解明と学際応用~微量元素添加による新機能性非晶質を目指して~
キーワード:ガラス・セラミックス、ガラス非晶質の本質と構造の解明、コロンブスの卵の学際利用・産業利用
酸素燃焼炎気中溶解法とは、持ち運び可能なガスバーナーを用いてインフライトガラスを1秒以内で作成する方法である。この手法は、格段に効率が良く、任意の成分のガラスを「変化途中状態でも固定」できるので、非晶質の研究R&D、微量元素添加による新機能性非晶質の開発に最適である。
インフライトガラスに関する科学知見は殆ど得られていない為、酸素燃焼炎気中溶解法のバーナー温度や急冷位置などの条件が違う状態で作製されたインフライトガラスに対して測定を行った。 SEM-EDX測定からは、このガラス作製の鍵は酸素と酸素量の制御であることが示唆された。また、化学状態比較からは、“従来説(ソーダ灰と石灰の融液/化合物の融液が珪砂を溶融)とは違うメカニズム"の可能性が示唆された。
インフライトガラスに関する科学知見は殆ど得られていない為、酸素燃焼炎気中溶解法のバーナー温度や急冷位置などの条件が違う状態で作製されたインフライトガラスに対して測定を行った。 SEM-EDX測定からは、このガラス作製の鍵は酸素と酸素量の制御であることが示唆された。また、化学状態比較からは、“従来説(ソーダ灰と石灰の融液/化合物の融液が珪砂を溶融)とは違うメカニズム"の可能性が示唆された。