2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[15p-P16-1~14] 9.1 誘電材料・誘電体

2016年9月15日(木) 16:00 〜 18:00 P16 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[15p-P16-3] 放電プラズマ焼結による(0.4-y)Bi0.5K0.5TiO3-BiFeO3-yK(Nb,Ta)O3強誘電体の組成変化に伴なう強誘電特性と結晶構造

〇(M2)岩渕 徹1、石田 直哉1、北村 尚斗1、井手本 康1 (1.東理大理工)

キーワード:強誘電体

固相法およびSPSを用いて(0.4-y)Bi0.5K0.5TiO3-0.6BiFeO3-yK(NbxTa1−x)O3強誘電体を合成した。粉末X線回折、ICP発光分析、SEM、アルキメデス法により物性評価を行った。また、P-Eヒステリシスループおよび残留分極、抗電界と比誘電率、誘電損失の温度依存性とキュリー温度により電気特性の評価を行った。その結果y=0.05,x=0.5で若干リーク電流が見られるが大きな残留分極が得られた。さらに結晶構造解析、X線吸収微細構造(XAFS)測定から得られたデータから電子状態、局所構造の解析を行い、強誘電特性との関連を検討した。