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[16a-A35-6] ボロンレーザードーピングによるSiフォトダイオード及びその分光感度制御
キーワード:フォトダイオード、レーザードーピング
レーザードーピングは室温、大気下での簡易なプロセスであるとともにドーパント拡散深さのコントロールやリソグラフィなどの複雑な工程を取らずにパターン化されたドーピングエリアを形成することが出来る。不純物ドーピングを利用した素子としてSiフォトダイオードがあるが、この不純物のドーピング方法としては一般に、熱拡散法やイオン注入法が用いられている。本研究ではBoron doped Si inkを用いて塗布プロセスとレーザードーピングを行うことで、Siフォトダイオードの作製を実証し、その特性の評価を行った。