2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-A37-1~12] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2016年9月16日(金) 09:00 〜 12:15 A37 (306-307)

越水 正典(東北大)

09:00 〜 09:15

[16a-A37-1] 惑星探査搭載に向けた焦電結晶X線源の基礎開発

〇(D)内藤 雅之1、溝根 美穂1、草野 広樹1、長岡 央1、柴村 英道1、久野 治義1、長谷部 信行1 (1.早大理工)

キーワード:焦電結晶、X線発生器、能動型X線分光器

焦電結晶を用いたX線発生器は小型・軽量・省電力なX線源として注目されている。一方で、そのX線の発生機構は未だ詳細には理解されておらず、安定して高い強度のX線を得ることは難しい。そのため、X線発生のメカニズムを明確にすることで、X線強度の高輝度化や安定性の確保につながると期待される。本研究ではX線発生中の結晶表面の様子を観測を行った。その結果、X線発生量が減少する瞬間に結晶表面を流れる放電現象が観測された。