[16a-A37-1~12] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

[16a-A37-4] キャビティーリングダウン分光に基づく放射性炭素同位体分析システムの開発(2)

〇寺林 稜平¹、Sonnenschein Volker¹、林 紀善¹、加藤 修介¹、富田 英生¹、金 磊¹、山中 真仁¹、西澤 典彦¹、佐藤 淳史²、野沢 耕平²、橋爪 研太²、大原 利成²、井口 哲夫¹ (1.名古屋大学、2.積水メディカル(株))

キーワード：キャビティリングダウン分光、放射性炭素、生体試料分析

光共振器を利用した超長距離のレーザー吸収分光法の一種であるキャビティーリングダウン分光法に基づく生体試料中¹⁴C分析システム（¹⁴C-CRDS）の開発を進めている。中赤外量子カスケードレーザーを用いたプロトタイプ¹⁴C-CRDSシステムにて、模擬試料中の¹⁴CO₂吸収スペクトルの測定を行い、¹⁴CO₂吸収線とその他の分子種による吸収線が区別できることを示した。