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[16a-B13-4] 有機染料を用いた水中気泡内放電によるヒドロキシラジカル生成量の定量評価
キーワード:気泡内放電、ヒドロキシラジカル、汚水浄化
気泡内放電処理において,溶液内の有機化合物の濃度を変化し,その分解量を測定することで,汚水中の有機化合物の分解反応に寄与可能なOHの量について定量的に評価した。有機化合物には,有機染料であるインジゴカルミン(IC)を用いた。また,塩化物イオン(Cl-)を用い,過酸化水素(H2O2)の生成濃度よりOH生成量を評価した。本実験条件における,溶質との反応に寄与可能なOHの量は,放電一回あたり1.4×10-11 ~ 1.6×10-11 molであることがわかった。