2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[16a-B5-1~13] 12.1 作製・構造制御

2016年9月16日(金) 09:00 〜 12:30 B5 (展示ホール内)

山本 俊介(東北大)

11:00 〜 11:15

[16a-B5-8] pMAIRS法を用いたポルフィリン系蒸着膜の構造解析

〇(M2)波田 美耶子1、塩谷 暢貴1、下赤 卓史1、マーディー リチャード1、枝 和男2、長谷川 健1 (1.京都大学化学研究所、2.神戸大学院理)

キーワード:pMAIRS、蒸着膜、構造解析

機能性骨格を有するポルフィリン誘導体は、有機薄膜太陽電池のドナー材料として用いられ高効率化に向けた開発や研究が進められている。デバイスの高効率化のためには、薄膜中での分子配向や結晶構造を制御することは非常に重要である。本研究では、薄膜に平行および垂直な遷移モーメントを選択的に検出することができる赤外多角入射分解分光(IR pMAIRS)法と微小角入射X線回折(GIXD)法を組み合わせて、亜鉛テトラフェニルポルフィリン薄膜についての構造を解析し、その分子配向や結晶構造を制御した。