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[16a-C42-6] 有機分子/固体界面の液中周波数変調原子間力顕微鏡による解析
キーワード:固液界面、走査プローブ顕微鏡、原子間力顕微鏡
有機分子と固体の界面は、触媒、デバイス、摩擦、電気化学反応など様々な物理、化学現象の場であり、物性や反応性などに強く関わっている。そのため、有機分子と固体の界面を解明することにより、新規な物性や反応性などの創成が期待されている。走査トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Microscopy : STM)や原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscopy : AFM)は、高い空間分解能を有し、固体と液体の界面(固液界面)を直接観察できる手法として発展してきた。本講演では、これまで解明されていない有機分子/固体界面の系における界面構造をliquid FM-AFMを用いて解明した成果について報告する。