2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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13 半導体 » 13.2 探索的材料物性・基礎物性

[16a-P3-1~11] 13.2 探索的材料物性・基礎物性

2016年9月16日(金) 09:30 〜 11:30 P3 (展示ホール)

09:30 〜 11:30

[16a-P3-11] Bi系スピネル型酸化物の合成と光触媒としての評価

〇(M1)角園 尚吾1、鈴木 拓1 (1.北九大国環工)

キーワード:光触媒、スピネル型構造、ゾルゲル法

A(Ⅱ)B(Ⅲ)2O4の化学式で示されるスピネル型構造は光触媒としての報告が少ない。本研究ではスピネル構造を有する光触媒として知られるCuBi2O4のCuサイトをZnに置換し、光触媒性能への影響を調査した。MBi2O4(M=Cu、Zn)はグリセリンを用いたゾルゲル法によって合成し、XRDとFE-SEMの結果からはスピネル構造を持つことが確認された。擬似太陽光照射下でメチレンブルーを分解したことから光触媒活性が確認され、その活性はZnBi2O4がCuBi2O4の約2倍となった。